上野原という初めての土地での展示会でした
メンバーは場を作ってくれた主催の いのちの学校 肥田晴奈さん、
出展作家は
【 きおん・羌 】奥野有香 & 久保田典子
【 山下易夏 】
【 NT ーNatural Transformerー 】奥野有香 & Kenta
という新しい試みでした。
会場は、ギャラリーのどかさん。
実はこのギャラリーのどかさんは一軒屋をリノベーションしてギャラリーとして育てていこう!
ということで、展示会としては今回が最初の催し物だったそうです。
大変光栄なことでした。
きおん・NTについて
きおんは友人の奥野有香さん、久保田典子さんの二人組みで、
三年近く体の不調や、指に痛みが出てしまって製作ができない期間があり、
それを乗り越えて、今回はやってみようということで、アーティスト生命をかけての出展でした。
NTは、きおんの奥野有香さんと、屋久島のKentaさん(森の旅人 高田健太さん)の二人がタッグを組んで結成されたユニット。
普段はお互い個々として活動している二人が信頼を築き、初めての試みを形にしてのお披露目でした。
「兆し」という展示会の名前
展示会の内容も決まる前・・
みんなで何か出来たらいいね、と話していたとき、
それは2019年の6月9日で有香ちゃんの誕生日で私はその場にはいませんでした(笑)
でも不思議なことに私もお邪魔したことのあるお店で、
ちょうど用事があってきおんの二人にメッセージのやり取りをしながらの魂参加。
それから本格的に展示会の開催を決め、
どういったコンセプトがいいかと考えたときに、
時期的に、春分が良いのではないかということになり、
春の芽吹き、きおんの久しぶりの呼吸のような、NTの新しい芽が出るようなイメージ
晴奈ちゃんの新しい活動の場としての上野原での最初のイベント
会場の「のどか」さんのイベントとしても最初ということで、
「兆し」という名前になりました。
二転三転したイベント内容・・・
FBで晴奈ちゃんがイベントページを作ってくれて、
いよいよ作品作りをしなくちゃな・・・。なんて思っていたころ、
3月に入ってくらいでしょうか。
コロナウイルスが世界的に広がってきていて、
屋久島のけんちゃんが当初予定されていたWSには来られないことに・・・。
そして、場開きをお願いしていた三輪福さんにわざわざ能登から都心を通って、
感染のリスクを負ってまで山梨に来てもらうのはどうかということで話し合いがもたれた。
結果、三輪福さんには能登での日々の営みを通常と変わらず続けていただくことになり、
「兆し」展の春分の日の日の出のタイミングに能登で「祈りの舞」を上げてくださることになった。
その時に上手くいけば動画を残し、送ってくださるということに。
そして、何もイベントごとはなくなったのかと思っていると、
上野原の近くに住まいを構えているKURIの二人がお祝いの1曲を披露してくださることになった。
本当にありがたい。
みんなが出来ることをただ全力でやる。
そのことにフォーカスし始めたのはこの時期だったように思う。
ついに開催、それだけで奇跡。
今思っても奇跡のような日程だった。
搬入準備前日から上野原へ前泊させてもらい、
翌朝きおんが時間通りに到着、
展示も滞りなく完成!!!
19日初日はOPENからすぐに紳ちゃんご夫婦が駆けつけてくれ、
その後もおだやかに次々とお客様が足を運んでくださった・・・。
DM製作はトウノミカちゃん。ありがとう♪
二日目は待ちに待った「春分」当日。
朝からKURIや、応援に駆けつけてくださった仲間たちがワイワイとして
あっちもこっちもてんやわんや。
ぎゃらりーのどかさんに集ったメンバーで大いに春分を祝った。
三輪福さんが送ってくださった映像、
KURIの心温まる演奏、
お客様たちの楽しそうなエネルギー。
全てがひとつになって「兆し」が求めていた空間が出来がった。
3日目も、4日目もわざわざ上野原まで来てくださるお客様をお迎えすることに
ただただ感謝し、嬉しさがこみ上げるばかり。
気がついたら終わっていた・・・。
途中、コロナの影響で予定がなくなって、「兆し」展に来ることができたと
おっしゃられていたお客様がちらほらいたくらいで、
「兆し」展自体はコロナはどこへ?と思うほど穏やかでリラックスした時間が流れていた。
「兆し」展を終えて
兆し展を終えてもう少しで1ヶ月になろうとしている
世界はだいぶ状況が変わった。
世界レベルでコロナウイルスのことで大混乱している。
一方、私個人のレベルではまだ食料にも経済的にも困ることは出てきていない。
兆しの展示会へ向け、4ヶ月近く密に連絡を取りあい、
1つのものを作り上げられたことは非常に大きな確たるものを私に与えてくれた。
個々が集まり、本質を発揮すれば私たちは何処でだって豊かな時間を生み出すことが出来る。
一人では出来ないこともなんなくこなすことが出来るということを。
こういうことなんだと。
身をもって体験した。
これからも恐れるよりも、
何が出来るかを、何がしたいかを自分に問い続け、
実践していくのみ。
みんなと。
「兆し」展に来場してくださった皆様、
参加してくれたKURI,三輪福さん、
共に開催してくれた晴奈ちゃん、有香ちゃん、典子ちゃん、
会場の古林さん、猫たち。
どうもありがとう。
これからも共に参りましょう。
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